日本画と音楽のコラボレーション

白井です。

昨日(日曜日)は日本画家の伊東正次先生からお誘いいただき、豊洲シビックセンターホールまで出かけて参りました。

伊東先生の屏風画や襖絵をステージ後方に設置して、それを見ながら生演奏を聴くという面白い試みです。

まず職業柄、真っ先に目が行ってしまったのがグランドピアノです。
後方の絵画が見えるようにピアノの蓋が外してあったのですが、そんなことに目が行ったのではなく、ピアノのメーカーが「FAZIOLI」なことに目が行ってしまいました。

大抵のホールはスタインウェイが多いかと思いますので、ファツィオリが入っているのは珍しいな…と、まずはそこに目が行きました。

演奏曲目はピアニストのオリジナル曲で、幻想的な曲がメインでしたので、日本画と調和して、会場中が幻想的な空間となり、とても心地の良いものでした。

考えてみたら、美術も音楽も同じ芸術分野なのに、コラボすることって少ないように思います。

オペラは音楽・美術・演劇と全てが揃った総合芸術だと言われていますが、オペラ以外でもこういった試みのように、他の芸術分野とコラボすることにより、音楽も美術作品もお互いの良さを引き出し合い、お客さんとして行っても楽しめるものになり得ると、昨日実際に体験してよく分かりました。

昨日は、本当はゆっくりと腰を据えて拝見(拝聴)するつもりで出掛けたのですが、豊洲に向かう電車の中で「明日の依頼」というメールが来てしまい、それでも折角向かっているので1時間程観させていただき、途中で失礼してしまいました。
その後、急いで帰ってアタフタしたことは言うまでもありません。
全部観られなかったことが本当に残念でなりません。

でも、伊東先生とは今後いろいろな企みがあり、少しずつ実現して行きたいと思っています!
美術と音楽のコラボレーションは、更に面白いものに発展させたいです。
お楽しみに〜。

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