パパゲーノパンフルート

白井です。
まずは大雨による被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
また、現在も豪雨の地域の皆様、どうぞくれぐれもお気を付けください。

昨日のことではありますが、「綾瀬でオペラを!の会」様のご依頼により、パンフルートの演奏会が行われました。
出演は、パンフルート奏者として国内第一人者の大束晋さんです。

「綾瀬でオペラを!の会」では、10月末にモーツァルトの「魔笛」というオペラの公演を予定されています。

「魔笛」というオペラにはパパゲーノという「鳥刺し」を生業としている鳥人間みたいなのが出てきまして、そのパパゲーノが常に持っている笛が、実はパンフルートなんです。

そのような繋がりで、昨日のパンフルートの演奏会となりました。

ちなみに、パンフルートはGのキーで出来ている楽器なんですが、「魔笛」の中で実際にパンフルートの音が使用される部分は、きちんとGのキーで作曲されています。
当然、モーツァルトさんもそれを知っていたんでしょうね。(当然すぎて言うまでもありませんが。)

演奏会にご来場いただいた方には大変喜んでいただけたようで、常日頃からパンフルートという楽器の存在をもっと世に広めたいと思っている大束さんや私にとっても、とても良い機会となりました。

クライス音楽事務所では、大束さん製作のパンフルートの販売も行っておりますので、ぜひ興味があるかたは以下のサイトをご覧ください。
https://www.kreis.co.jp/panpipes/

昨日ご来場のお客様の何人かからも、「やってみたいので欲しいです」というお声を聞きました。

ちなみに、大束さん製作のパパゲーノパンフルートは、2018年の新国立劇場主催公演「魔笛」でも使用されています。

とても柔らかく耳馴染みの良い音の出る楽器です。

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