テノール歌手あれこれ

白井です。

1924年の今日は、テノール歌手のベルゴンツィのお誕生日だそうです。

亡くなったのが2014年とのことですので、結構長生きされていたんですね。

個人的にはベルゴンツィはそんなに好きな歌手ではなかったのですが、今YouTubeで改めて聴いてみると、やはり素晴らしい歌手なんですね。

同時代のモナコやディ・ステファノ、コレッリと比べると…なんて思っていましたが、ごめんなさいです。

それにしてもこの時代はすごい歌手が揃っていたものです。

今も素晴らしい歌手はたくさん居ますが、もしドラえもんが居ればタイムマシンでこの時代に行き、それぞれの歌手を生で聴いてみたいものです。

テノール歌手は、一度人間離れした声を体感してしまうとそれが基準となり、さらに良い歌手に出会ってしまうとその基準が上がり、より人間離れした歌手を追い求めてしまいます。

私としては、この人間離れした声を追い求めることも、オペラの楽しみのひとつとなっています。

アジア人もなかなか凄い人がいて、2011年に観に行った二期会の「トゥーランドット」でのカラフ役のルディ・パークという韓国人歌手は、簡単に言うと怪獣でした。

バリトンの声のような中音域から、そのままバリトンのような声で高音が出てしまう恐ろしい歌手でした。
久々に興奮させられる歌手でした。
生で観られて本当に良かったと思える歌手です。

その時の映像がYouTubeに残っているので、貼り付けて終わります。

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