誰が悪い??

YouTubeでムラヴィンスキー指揮のショスタコーヴィチの交響曲第5番が おすすめ みたいなところに出てきたので観ていたら、ふと思い出したことがあったので、今日はそのことを書きます。

大学生の頃、大学のあちこちの学部生が混ざったアマチュアオーケストラのエキストラを頼まれて、オーケストラの演奏に参加したことがあります。
考えてみれば、最初で最後のオーケストラに混じっての演奏でした。

プログラムは、チャイコフスキーのくるみ割り人形と、ショスタコーヴィチの交響曲第5番「革命」でした。

私はチェレスタとピアノで参加し、くるみ割り人形ではチェレスタで「こんぺい糖の踊り」のソロを担当し、ショスタコーヴィチの交響曲第5番ではピアノとチェレスタを担当しました。

チェレスタという楽器は簡単に言うと、鍵盤を弾くと鉄筋を叩く仕組みになっている楽器で、オルゴールのような音が出る楽器です。

最初に断っておきたいのですが、ピアノという楽器はオーケストラに混じって演奏することはほとんどなく、指揮者を見て演奏するということに慣れていないので、これからのお話は指揮者が悪いのか私が慣れていなかった為なのかは学生時代のお話なので定かではありません。(協奏曲を弾くような凄いピアニストはオーケストラともよく演奏しますが。)

くるみ割り人形の「こんぺい糖の踊り」についても書きたいことはあるのですが、それは今日は置いておきます。(完全に指揮者否定の内容になってしまいますので。)

ショスタコーヴィチの交響曲第5番では、第1楽章のピアノが一番目立つ部分の他にも、ピアノとチェレスタの出番は何箇所かあります。
今日の内容は第3楽章の一番最後の部分についてです。

YouTubeで観たムラヴィンスキーの動画でも、最後の部分はハープしか映っておらずハープのソロのように見えますが、実はチェレスタもハープと同じ旋律を弾いています。(以下動画の33分51秒くらいからです)
https://www.youtube.com/watch?v=sh936XImR_o

この部分、当時の練習の時に、初めの頃は指揮を見ながら弾いていたのですが、何度やってもハープとズレてしまい、それならハープ奏者に合わせてしまえ!と思い、指揮者を見ずにハープ奏者を凝視して演奏しました。

最初はハープ奏者のクセが分からず、ハープ奏者を凝視して弾いてもズレていたのですが、何とかクセをつかみ、合わせられるようになりました。

この演奏は録音が残っていて、本番の演奏を聞き返してみると、それでも1箇所だけズレています笑

こういった場合、プロはどうしているんでしょうかね??
やっぱり指揮者を見ていれば合うものなのでしょうか?

オーケストラの中に混じって演奏した経験がこの時だけですので、未だにどうしたらベストだったのかが分かっていません。

これは指揮者が悪いのか、ただ単に私の経験不足だった為なのか…。
誰か教えてください!

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