観光と音楽④・・・サステイナブルツーリズム

白井です。またまた観光ネタです。

国の方向性、更には世界の方向性として、これからの観光はサステイナブルツーリズムへの取り組みが求められています。

サステイナブルツーリズムとは、地域の自然や文化などの地域資源を観光コンテンツとして活用し、旅行者の満足度向上に繋げ、その地域資源を持続的に守っていくというものです。
SDGsが世界的に浸透してきた中、当然の方向性かと思います。

私がSDGsを知ったのは、2017年6月の「行政の将来を考える会」という勉強会です。
この頃はまだまだSDGsという言葉すら、ほぼ知られていませんでした。(私が知らなかっただけかな??)
最近ではニュースなどでもよく聞くワードとなりましたね。

この時初めてSDGsについて学んだ訳ですが、ごく当たり前なことを目標としているんだな…というのが率直な感想でした。

ただ、観光分野についてよくよく考えてみると、今までは観光のために自然破壊をすることが普通だったので、その当たり前だと思うことが出来ていなかったことになり、やはりSDGsは素晴らしい目標なんだなということが分かります。

話を戻して、サステイナブルツーリズムへの国の取り組みは、私が群馬県南牧村でやろうとしている内容とピッタリと合っているので、とても嬉しいことなのです。

私は、関東地方でも珍しいくらいの手付かずの美しい自然を残す南牧村が大好きで、観光地化によりこの自然が破壊されることは絶対に避けたいと思っています。

私が10年以上前に書いた企画書「自然と音楽とで観光地化」の中にも、「美しい自然の中で音楽を楽しみたいという観光客は(100%とは言えないが)モラルのある人たちで、美しい自然を守りながら観光地化ができる」というくだりがあります。

音楽は自然とマッチしますので、サステイナブルツーリズムのコンテンツとしては最適だと思っています。
自然があるからこそ、音楽が引き立ちます。

どこに行ってもきれいな水が流れている南牧川の河原で、篝火を炊いて、日本の伝統音楽をやってみたいですねー。
私自身がお客として観てみたいので、きっと観光客にも喜んでもらえると思っています。とくに訪日外国人観光客には。

美しい「自然」というもの自体が価値の高いもので、そこに日本の伝統音楽や文化が加わることにより、高付加価値化に繋げられます。

私が取り組むインバウンドツーリズムや国内・海外のMICEでは、音楽や文化で地域資源を価値の高いものにし、少人数を呼び込むことを目標としています。

「高付加価値」「高単価」「少人数」は、地域も潤い、私たちも潤い、そして美しい自然を持続させるキーワードだと思っています。

何よりも、自然の中で楽しく仕事をするというのが、私の夢でもあります。

楽しいことをやり、地方創生にも繋がれば、とても嬉しいですね!
もちろん、専門分野であるクラシック音楽もやります!

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