白井です。
本日は日本を代表するような2人の作曲家のお誕生日です。
まず、1894年は宮城道雄さん、そして1924年は團伊玖磨さんです。
宮城道雄さんは箏曲(そうきょく)家でもあり、現在でもとても大きな影響力のある方です。
この「箏」という字は「こと」と読みます。
一般的に「こと」は「琴」と書かれることが多いかと思いますが、正しくは「箏」です。実は私もこの仕事を始めた頃は知りませんでした。
ただ、この字は一般的に知られていないので、弊社も箏奏者の紹介ページではSEOを考慮して、あえて「琴」の字を使うこともあります。検索されないと意味がありませんので笑
宮城道雄さんのお名前を知らない方も多いかと思いますが、実は日本人ならほとんどの人が知っている曲を作曲された方です。
お正月になると必ずテレビなどで耳にする「春の海」という曲を作曲された方です。曲名でも分からないかと思いますので、YouTubeを貼り付けます。
恐らくほとんどの方が知っていますよね??
あまりにも有名な曲です。
そして團伊玖磨さんは西洋音楽の作曲家として有名な方です。
もしかしたらこのお名前の文字列を教科書で目にした方もいらっしゃるかもしれません。
オペラをはじめ、多くの曲を残された方です。
クラシック音楽がお好きな方であれば「夕鶴」というオペラはご存知かもしれません。
クラシック音楽は普段は聴かないという方でも「花の街」という曲は耳にしたことがあるかと思います。私も大好きな曲です。
こちらもタイトルだけでは分からない方も多いかと思いますので、YouTubeを貼り付けます。
とても情緒のある曲ですね。
用いている作曲技法はモーツァルトさんたちと変わらぬ西洋音楽そのものなのですが、やはりその中にも日本らしさが漂う名曲だと思います。
ちなみに荒城の月や赤とんぼなどの日本を代表する名曲も、この花の街同様、西洋音楽がベースの音楽です。このお話はどうやら一般の方からすると意外なお話のようなのですが、小学校で歌われている童謡や唱歌は、全てが西洋音楽の技法を用いた音楽です。日本古来の音楽ではありません。
そしてもう一人。
日本人の音楽家ではありませんが、1908年の今日は、パーシー・フェイスさんのお誕生日でもあるそうです。
映画音楽などを独特のサウンドで録音を残した方で、私も小学生の頃は父親の影響でパーシー・フェイス・オーケストラのカセットテープはテープが擦り切れるほど聞きました。
いやー懐かしいです。
もうしばらく聴いていませんので、YouTubeで検索して、お酒でも飲みながらゆっくりと聴いてみたいと思います!
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