今日は尺八について

白井です。
コロナ蔓延で仕事がキャンセル続きでどうしましょ?
めげずに頑張ります。

本日は尺八について。
和楽器は専門外なので、間違っていたらごめんなさい。
私自身は西洋音楽を学んで来ましたが、残念ながら邦楽の奏者さんとの関わりは全くありませんでした。今回のブログはこの音楽事務所を始めてから出会った和楽器奏者さんたちからの受け売りです。
内容はかなり薄っぺらなものですが、どうぞご容赦ください。

尺八は日本の伝統楽器なので、日本で生まれたものと私は思っていましたが、実は中国から雅楽の楽器として伝わった楽器だそうです。
奈良時代に伝わった当時の尺八は今でも正倉院に所蔵されているそうで、現在の尺八とは指穴の数が違います。
私の仲良しの尺八奏者さんが新曲(新たに作曲された曲)で正倉院尺八を用いると指定があり正倉院尺八を演奏した経験がありまして、当時レプリカの正倉院尺八が送られてきたばかりの時は全く吹けなかったと仰っていました。尺八でも全くの別物ということですね。

当時は雅楽の楽器として伝わりましたが、他の龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)、笙(しょう)の3つの管楽器に比べ音量が小さかったため、雅楽の楽器としては淘汰されたと聞いています。
ちなみに龍笛、篳篥、笙はバカデカイ音が出ます。

そして、これらの楽器を伝えた中国では淘汰されてしまい、日本で発展し、現代でも演奏されています。
こんな歴史も面白いですね。

尺八には色々な長さの楽器があり、長さの短い尺八は音が高くなり、長さの長い尺八は低くなります(ソプラノリコーダーとアルトリコーダーを思い出していただければ分かるかと思います)。尺八奏者は曲によって長さの違う尺八を持ち替えます。
そして、標準管と言われる尺八の長さは一尺八寸なので、間の漢字を取って「尺八」という楽器名なのだそうです。
もちろん、一尺六寸でも二尺でも、楽器名は尺八です。

尺八には大きく分けて都山流(とざんりゅう)と琴古流(きんこりゅう)の二つの流派があります。
どちらの流派も楽器の見た目は全く同じですが、歌口(うたくち・口を当てる切ってある部分)の形が違うそうです。
どちらの流派の曲も聴いたことがありますが、曲調は全く違います。間違っていたらごめんなさいなので個人的な感想なのですが、琴古流の方が「うーん、日本古来だわー。沁みるねー。」に対して都山流の方は「聴きやすいなー。ちょと西洋音楽に近いかも!」といった感じです。

ちなみに、現在の尺八は西洋楽器ともコラボできるように442Hzで調律されているそうです。
余談ですが、私が子どもの頃は440Hzの調律が普通でした。数十年後はどうなるんでしょうね?このまま周波数が上がっていったら、テノール歌手は大変ですね笑

最後に、仲良くしていただいているシドニー総領事さんに教えていただいたオーストラリア人尺八奏者さんをご案内します。当然、私が直接知っている奏者さんではありません。
ホームページにある音源はとても素晴らしい演奏です。
今日みたいにクソ暑い日には、このような演奏はとても癒されます。ぜひ聴いてみてください!
ライリー・リーさんのホームページ

※安島さんすんません。写真借りちゃいました。

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