テノール歌手あれこれ

白井です。

1921年の今日は、テノール歌手のコレッリさんのお誕生日だそうです。
この時代は飛び抜けて凄いテノール歌手がたくさんいて羨ましい時代です。
私の大好きな、マリオ・デル・モナコもこのコレッリさんと同じ時代です。

私の記憶違いかもしれませんが、同時代のテノール歌手のこのお二人は、日本ではマリオ・デル・モナコが人気があり有名でしたが、イタリアではコレッリの方が人気があったんだと聞いた覚えがあります。

オペラでは同じテノールでも、声の質や強さ(重さ)によって細かく分類されます。
同じテノールという音域でも、オペラでの役柄が声質によって変わります。モーツァルトのオペラを歌う軽めのテノール歌手と、プッチーニやヴェルディなどの重い歌を歌うテノール歌手は、声質が全く異なります。
どちらが凄いという訳ではありませんが、やっぱりドラマティックな歌を歌う重めのテノール歌手の方が人気がある傾向にあります。

そして、ワーグナーのオペラを歌うテノール歌手はヘルデンテノールと呼ばれ、最も力強い声が要求されます。ヘルデンとは英雄という意味で、要するに英雄声でなければならないからです。

話は戻って、コレッリもモナコもどちらも素晴らしいテノール歌手です。
またまたYouTubeにコレッリが歌うプッチーニ作曲のオペラ「トゥーランドット」でのカラフ役が歌うアリア「誰も寝てはならぬ」がありましたので、貼り付けます。日本でもよく知られている歌ですね。

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