白井です。
最近またブログをサボり気味なので(笑)、ぼちぼち過去の演奏の仕事について振り返っていこうと思います。
今日は、昨年12月にご依頼いただいたオーケストラの演奏について(って、そんな前かよ!)。
株式会社GA technologies様の表彰式にて、オーケストラ演奏で会場を盛り上げてきました。
指揮は私です。
演奏したのは部分的ではありますが、
リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」
ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」第4楽章
ベートーヴェンの交響曲第7番 第1楽章
ベートーヴェンの交響曲第9番 第4楽章
そしてエルガーの「威風堂々」第1番 などなど。
やっぱりオーケストラって、迫力が段違いですね。
50名近い奏者が一斉に音を鳴らすので、音圧がすごい!
指揮を振っていて、めちゃくちゃ気持ちよかったです。
やっぱり、表彰式でのオーケストラ演奏って見た目にも音的にも超豪華。
うちのオーケストラは若手中心の編成ですが、出てくる音は本当に素晴らしいです。
日本テレビのドラマ「リバーサルオーケストラ」では高階フィルとして出演し、劇中で流れている高階フィルの音源は、私たちが実際に演奏・収録したものです。DVDも販売されていますので、是非観てください!
で、ちょっと話が変わるんですが、最近の若い人って本当に能力高いなぁと感じます。
クラシックの世界もそうだし、ジャズミュージシャンに聞いても、やっぱり若手で上手い人が多いって話になります。
で、なんでだろう?って、バークリー音楽大学卒のジャズドラマーと話したことがあります。
そこで、ひとつの仮説に行きつきました。
私たちの時代は、基本的に師匠から直接教わるのが中心でした。
私は大学ではピアノ専攻だったので、歌や弦・管の友人から伴奏を頼まれることも多く、いろんな先生のところでレッスンを受けていましたが、それでもせいぜい20〜30人くらい(?)。
でも、今は違いますよね。
YouTubeとかで、世界中の演奏動画やレッスン動画がタダで見られる時代。
つまり、リアルの師匠に加えて、オンラインでも一流奏者から学べる環境があるわけです。
これが、今の若手のレベルが高い理由のひとつなんじゃないかって、話がまとまりました。
世界中の名演奏を気軽に見て学べるなんて…正直、うらやましい環境です。
時代の進化ってすごいですね。
でも、どんな時代でも「生の音楽の感動」は変わらないと信じてます。
これからも、そんな音楽をお届けできるよう頑張ります!
※アイキャッチ画像はリハーサル時のものです。
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